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初めての野鳥観察

平成31年1月例会報告

世話人吉田修一郎

田原 睦夫

☆テーマ 初めての野鳥観察
☆ 日時
1月9日(水)15:30~17:50

☆場所 県民センター604会議室 (出席14名)

☆講師 種田守(日本野鳥の会会員)

☆内容

  1. バードウォッチングって何?

       野鳥観察(科学的な観点で鳥を見る。)というより広い意味を持ち、スポーツ的な意味合いも含む。

    野鳥の種類は多岐にわたり、人が飼っていたのが野生化したものなどは野鳥(ドバト、コジュケイ、インコがその例)とは言わない。

  2. どこでバードウォッチングをするの?

       家の近くでもどこでもできる。野鳥に目を向けようという気持ちが大事。

  3. バードウォッチングの道具

・双眼鏡、 ・フィールドガイド(野鳥図鑑等鳥を判別できる資料、軽いものが良い) ・フィールドノート(観察記録)

  1. 鳥を見る

    ・双眼鏡は、「高倍率=見やすい」、ではない。最初は使いこなせず、操作に手間取っているうちに良いシーンを見逃すことも多い。

      ・バードウォッチングの記録は「公式記録」として認められるものではない。あくまで趣味の領域。

      ・いろいろな鳥の特徴を記憶し、正確に見分けることが大事。

  2. 身近な鳥をウォッチング

      ・よく見る鳥でも知らないことは多い。スズメの雄雌は見た目ではわからない。カラスも2種類あって外貌も声も全然違う。

    ★ハシブトガラス 都会に住み、頭の形状はいわゆる「絶壁」、澄んだ声で鳴く、

    ★ハシボソガラス 農耕地に多く見られ、頭は緩やかにカーブし、嗄れ声で鳴く、

    ・「ききなし」(鳥の鳴き声を人間の言葉で置き換えて覚える法)

          例.ホオジロ → 「一筆啓上仕り候」

            コジュケイ → 「ちょっと来い、ちょっと来い」

  3. 冬のバードウォッチング

    見やすい季節は冬。鳥の種類も多くなるし、落葉後で遮るものが少なく、観察しやすい。
    •  私の住んでいる地域は「こどもの国」や「寺家ふるさと村」などに近く、森林や遊水地が多く点在し、様々な野鳥を日常的に見られる環境にある。バードウォッチングしている人を見かけることも多い。そういう意味で大変身近なテーマであり、今回の講演を待望していた。

 講演は講師のご説明と具体的に鳥の姿、鳴き声を丁寧に教えていただく、というもので大変興味深かった。

 今回の講演で特に印象に残ったことは、 ドバトは家の近所で頻繁に見かけるが、「野鳥の部類には入らない」というの初耳だった。インコなどの例もあるが人間の勝手で放してしまった動物が野生化する、というのは鳥だけではなく、アライグマや外来種のブラックバスなど多数あり、場合によっては人間の生活を脅かすこともあることに思い至った。

  1. 双眼鏡と望遠鏡の違いは今まであまり深く考えたことはなかったが、各々の用途について気付かされた。
  2. 日頃見かける鳥についてもあまり知識がなかったが、細かく見れば知らないことばかりだった。カラスは「ゴミ置き場を荒らす不届きもの」という悪い印象しかなかったが、偏見(?)を捨てて見ればなかなか美しい鳥ではある。 今回は説明がなかったが、鳥の住処やひなの育て方などの生態や鳥の天敵なども知っておくと興味が増すのではないかと思った。
  3. 写真では姿だけしかわからないので、動画で動きを見せていただくとさらに良かったのではないかと思う。自宅近くの遊水地で見たカワセミはじっとしている姿も美しかったが、飛んでいるときは羽の色が実に鮮やかでより美しかった。そういうものが見られたら実物を見る興味がもっとわくのではないかと思う。(NHKの“ダーウィン”のイメージがあるのかもしれませんが・・) などであった。ぜひ続編を期待したい。

                                              (文責)安場 良治



by yoshu8407 | 2019-02-03 16:11